抽象度を上げろ/世界一簡単に目標がかなう成功脳の作り方/苫米地英人/おすすめ星3

おすすめ本

抽象度を上げれば何でもかなう。しかもタダ。
苫米地英人さんの「世界一簡単に目標がかなう成功脳の作り方」は、私たちが目標を達成するためにどのように脳を活用すべきか、その具体的な方法を教えてくれる本です。苫米地さんは、脳の使い方次第でどんな夢でも実現可能だと説いており、そのためのコツや思考法を分かりやすく解説しています。このブログでは、苫米地さんの成功脳の作り方について、その魅力を深掘りしていきます。

プチFIREがコンフォートゾーン/コンフォートゾーンの作り方/米地英人/おすすめ星3
目標は紙に書け!/非常識な成功法則/神田昌典/おすすめ星4

ゴール設定の重要性:夢を現実に変える第一歩

¥1,587 (2024/10/30 09:16時点 | Yahooショッピング調べ)

苫米地さんが最も強調しているのは、ゴールを設定することの重要性です。ゴールとは、ただ達成したい目標ではなく、心からワクワクするような大きな夢であるべきだと彼は言います。具体的で大胆なゴールを持つことで、脳はそのゴールに向かって全力で行動を起こすようになります。脳は、私たちが思い描いたイメージを実現しようとする性質を持っているため、まずは自分の中で鮮明なゴールを描くことが成功への第一歩です。

しかし、そのゴールはただ「こうなりたい」と思うだけでは不十分です。苫米地さんは、自分のゴールが本当に自分の心を動かすものであるかどうかを見極め、心から望むものを設定することが大切だと説いています。そうすることで、脳は自然にそのゴールに向かって動き出し、成功を引き寄せることができるのです。

高い抽象思考をする訓練をしよう

ゴールを設定するために、苫米地さんは「高い抽象思考をする訓練」が必要だと述べています。コーチを雇うことが難しい場合、自分自身でセルフコーチングをすることが求められます。その第一歩として、パラダイム「考え方の枠組み」をシフトし、視点を高くする必要があります。この視点を高くすることを「抽象度を上げる」と言います。

例えば、犬という概念よりも「哺乳類」という概念の方が抽象度が高いです。さらに「動物」や「生物」、「有機物」、「分子」、「原子」と概念を広げることで、視点が高くなり、物事をより広い視野で捉えることができます。このように抽象度が上がると、まるで高い塔に登って外の世界を見渡すように、物事を広い視点で見ることが可能になります。

具体的には、「港区に住んでいる」という視点を「東京都」「関東地方」「日本」「アジア」「地球」「太陽系」「銀河系」というように抽象度を上げていくと、より大きな視野で物事を見渡せるようになります。こうすることで、自分が抱える課題をより広い枠組みで捉え、その解決策も多角的に見出すことができるのです。

高い抽象度を持つことで、異なる状況にも対応できる柔軟な考え方が身につきます。これは、ビジネスや人間関係など、さまざまな場面で非常に有効です。苫米地さんは、「抽象度を高くする訓練を日常的に行うことで、MBAのプログラムを受けなくても同様の効果を得られる」と述べています。抽象度を上げることで、脳の視野が広がり、ゴール達成に必要なアイデアや解決策が生まれてくるのです。

コンフォートゾーンを抜け出す勇気

苫米地さんは、ゴールに向かって行動するためには、「コンフォートゾーンを抜け出す勇気」が必要だと語ります。コンフォートゾーンとは、自分にとって安心で快適な環境のことを指します。しかし、真の成長はこの快適なゾーンの外でしか得られません。新しい挑戦をすることで、不安や恐れを感じるかもしれませんが、それこそが成長の証です。

例えば、新しいプロジェクトに挑戦する、今までとは異なる人々とコミュニケーションを取るなど、自分にとって未知の領域に足を踏み入れることが、脳の可能性を広げ、ゴール達成のための原動力になります。ゴールが大きければ大きいほど、そのゴールに向かって進む過程で得られる学びや成長も大きくなるのです。

ダントツ君の視点:抽象度を上げて成功に近づく方法

ここでダントツ君の体験談を交えて、抽象度を上げることがどのように役立つか見ていきましょう。ダントツ君は60歳近く、自営業をしながらのんびりとプチFIRE生活を楽しんでいます。苫米地さんの教えに従い、日常の中で抽象度を上げる練習を始めました。

例えば、ミニマリズムや断捨離といっても結局不要な物を捨てるための技術の一つで、うまく物を捨てて身軽になれば気持が楽になるよね。余計なものを買わなければ捨てなくていいので一石二鳥だねとか。
筋トレがいいとかウォーキングがいいとか言われる昨今ですが結局は運動すればいいんだ。その結果筋肉がついたり身軽になるといった効果があるが筋肉を動かすのは脳のなのだから、運動すれば脳が鍛えられるという抽象度の高い一言に落ち着く。

お金を貯めるということでは、入ってくる量を増やして出て行く量を減らせば自然と貯まります。結局お金を使わなければ貯まるんだぜということになりますね。
それが人生の成功と言えるか大いなる疑問ですが。

断捨離・ミニマリズムの先駆け!/「捨てる!」技術/辰巳渚/おすすめ星5
運動はADHDに効果/脳を鍛えるには運動しかない!/ジョン J.レイティ/おすすめ星4
お金は使わなければ貯まるんだぜ!/お金の原則/邱永漢/おすすめ星5

成功脳を作るために、まずは抽象度を上げよう

苫米地英人さんの「世界一簡単に目標がかなう成功脳の作り方」は、単に目標を設定するだけでなく、その目標を達成するための脳の使い方を深く掘り下げています。特に、「抽象度を上げること」によって物事を広い視点から捉えることの重要性が強調されています。

ダントツ君の実践のように、日常の中で少しずつ視点を高くする訓練をすることで、今までとは違ったゴールが見えてくるはずです。まずは小さなステップから始め、少しずつ自分の視野を広げていくことで、脳は新しい可能性を見つけ出し、夢を実現するための道筋を照らし出してくれるでしょう。

抽象度を上げること、ゴールを設定すること、そしてコンフォートゾーンを抜け出す勇気を持つこと。これらの要素を日々の生活に取り入れることで、あなたの脳は成功に向けた「成功脳」へと変わっていくはずです。苫米地さんの教えを活かして、自分だけの成功をつかんでみてはいかがでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました