人の心はお金で買える?/稼ぐが勝ち/堀江貴文/おすすめ星4

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堀江貴文の「稼ぐが勝ち」:自由と成功を手に入れるためのシンプルな哲学

堀江貴文(ホリエモン)さんは、現代のビジネスや働き方に対して、非常に独自で鋭い視点を持つ実業家です。彼の著書『稼ぐが勝ち』は、従来の価値観を覆すような大胆な主張で、多くの人々に衝撃を与えました。その中で彼が強調するのは、稼ぐ力を持つことが、現代社会における自由を手に入れるための最大の武器だという点です。今回はこの本のエッセンスをダントツ君の視点から解説し、現代にも通じる「稼ぐ」ことの本質について探っていきます。

ショートカットで悠々自適!/夢をかなえる打ち出の小槌/堀江貴文/おすすめ星4

アルバイトはすぐにやめよう

堀江貴文さんの主張の一つに、「アルバイトはすぐにやめよう」という過激なメッセージがあります。堀江さんは、アルバイトが自分の時間を切り売りする行為にすぎないと考えています。時間は限られた資源であり、それを他人のために使うことは、最終的に搾取されるだけだと彼は主張します。

この世の中においしいアルバイトはありません。アルバイトをはじめた時点で、必ず搾取の対象になるからです。バイトとは要するに自分の時間を切り売りしているだけなのです。

ダントツ君もこの考えには共感する部分があります。アルバイトは確かに短期的な収入源にはなりますが、それが自分の成長や将来の大きな成功に繋がるかというと、疑問が残ります。アルバイトを続けるだけでは、時間を他人に捧げるだけで、自分の価値を最大限に引き出すことはできないというのが堀江さんの主張です。

就職は自分の運命を他人に委ねること

堀江さんは、さらに「就職」という一般的なキャリア選択についても独自の見解を持っています。彼は、就職することは他人のリスクコントロールのもとで働くことであり、自分の運命を他人に委ねる行為だと語ります。ロバートキヨサキに言わせると就職とは完全なるラットレースということになりますね。

就職とは、他人のリスクコントロールの支配下に入るということです。要するに自分の運命を他人に支配されるわけです。

ここで堀江さんが言いたいのは、就職して安定した収入を得ることが必ずしも「自由」や「成功」につながるわけではないということです。もし、他人に運命を左右されたくないのであれば、会社を作り、自分自身でリスクを取りながらビジネスを展開すべきだと主張しています。

これに関して、ダントツ君はどう思うか?確かに、自分のリスクを自分でコントロールするという考え方には説得力があります。今の時代、副業や起業が一般化しつつある中で、堀江さんの「リスクを恐れず挑戦する姿勢」はますます重要になっていると感じます。

人の心はお金で買える?

堀江貴文さんが語る中でも、特に物議を醸し出すのがこの言葉です。

人の心はお金で買える。人間はお金を見ると豹変します。豹変する瞬間が面白いのです。皆ゲンキンなものです。

さて、ダントツ君がこの言葉をブログで書くにあたって、ちょっと悩んだ部分でもあります。なぜなら、堀江さん自身が刑務所暮らしを終えてからは、「人の心はお金で買えるわけないでしょ」と言っているからです。ただ、堀江さんの過去の発言に耳を傾けると、確かに「お金」というものが人を動かす大きな力であることは否定できません。

「善悪の問題ではなく、金を持っている人間が強いなら、金持ちになればいい」と堀江は割り切った見方をしています。ダントツ君としては、これに対して「人間の価値が金だけで決まるわけではない」とは思いつつも、ある程度は当たっていると感じています。読者の皆さんはどうでしょうか?確かに、お金があると周りの人々の態度が変わる瞬間に、驚いたことはありませんか?

ノーリスク&ハイリターンは存在しない

堀江さんはビジネスにおけるリスクとリターンの関係についても非常に現実的です。彼は、「ノーリスク&ハイリターンのビジネスなんて存在するわけがありません」と断言し、成功を手に入れるためにはリスクを受け入れることが重要だと言います。

様々な案件をすべてお金に置き換えて考えて、リスクよりリターンが上回るのだったら、難しいことを考えずにさっさと始めればいいのです。

多くの人はリスクを恐れ、慎重になりすぎる傾向がありますが、堀江さんは「リスクを取らないことが最大のリスクだ」と言わんばかりに行動を促しています。ダントツ君も、この「リスクとリターンのバランスを見て決断する」考え方には賛同です。ビジネスや人生において、完全に安全な選択肢など存在しないからこそ、リターンをしっかりと見極めて行動することが大切です。

気合いと根性でまず一歩を踏み出そう

堀江貴文さんが繰り返し強調するのは、「気合いと根性」です。彼はビジネスの成功に向けて複雑な理論や計画は必要なく、まずはシンプルに「気合いと根性でものを一個売ってみてください」と語ります。

別になんでもいいので、どこかからものを仕入れてきて売る。ものが一個でも売れた瞬間に人間は変わります。そこからすべてがはじまるのです。

実際に自分の手で何かを売る経験を通じて、稼ぐ感覚やビジネスの流れを学ぶことができます。ダントツ君も、ブログを通じて「まず一歩踏み出す」ことの大切さを痛感しています。何かを売る、何かを始める――その行動が成功の扉を開くのです。

まとめ

堀江貴文さんの『稼ぐが勝ち』は、現代において自由を手に入れるためのシンプルで力強いメッセージを伝えています。アルバイトや就職に依存せず、自分のリスクを自分で管理し、行動を起こすことが成功への道であると堀江さんは語ります。また、「お金の力を認めつつも、それに振り回されないバランス感覚」を持つことも大切です。読者の皆さんも、まずは自分のビジネスを始め、気合いと根性で最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?

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