このブログにたどり着いたのはセレンディビティ?
勝間和代さんの著書「起きていることはすべて正しい」は、ポジティブな思考と逆境から学びを得る力を養うための重要な考え方を提示しています。その中でも特に注目すべきは「セレンディビティの力」です。この力とは、予期せぬ偶然から幸運を見つける能力のことであり、メンタル筋力を高めることで手に入れることができると勝間さんは語っています。
メンタル筋力とは、心の筋力のようなものであり、物事に対して柔軟に対応し、どのような状況においても価値を見出す力を指します。この力を育むことで、たとえどんな困難な状況にあっても、その中に隠された学びやチャンスを見つけ出すことが可能になります。つまり、メンタル筋力が強まると、偶然の出来事や予期しない障害に対しても、そこから学び、未来に活かすことができる「セレンディビティの力」を発揮できるのです。
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起きていることはすべて正しい
勝間さんが述べる「起きていることはすべて正しい」という考え方は、現在の状況を否定するのではなく、むしろその状況から何を学び、どう行動するかを問うものです。たとえば、思わぬ困難に直面したときに「どうしてこんなことが起きるのだろう」と考えるのではなく、「この状況から何を学び取れるのだろうか」と問い直すことが重要だとしています。このような考え方は、まさに「いま一瞬のこの時間を最大に活用する」ための鍵であり、結果的に人生をより豊かにするための基盤となります。
この発想は、ダントツ君が日頃から大切にしている「終わったことは仕方がない」というサンクコスト思考や、「損して得を取れ」という思考にも通じています。過去の失敗や損失に執着せず、それらを未来の成功に向けた材料とする考え方は、非常に合理的で、さらに精神的な負担を軽減する効果もあります。
セレンディビティの力を身につける方法
では、「セレンディビティの力」をどのように身につけていけば良いのでしょうか?勝間さんは、日々の生活において、偶然の出来事に対してオープンであること、つまり、意図しない出来事にも価値があると考えることが重要だと言います。偶然に対して心を閉ざすのではなく、好奇心を持ち、その出来事から何かしらの学びや新たな機会を見つけようとする姿勢が求められます。
例えば、通勤途中で電車が遅延した場合、それをただの不運として嘆くのではなく、その時間を読書に充てたり、新しい人との出会いのチャンスと捉えたりすることがセレンディビティの実践です。このように、どのような出来事にもポジティブな側面を見つける訓練を積むことで、次第にセレンディビティの力を高めていくことができます。
ダントツ君の視点
ダントツ君も、この「セレンディビティの力」を生活の中で感じることがよくあります。例えば、自営業をしながらのんびりと暮らす中で、思わぬトラブルに直面することも少なくありませんが、そのたびに「どうやってこの状況を楽しむか」「ここから何を学べるか」を考えます。これが、ただ単に過去の失敗を引きずらず、むしろそれを未来の糧にするための考え方であり、結果的に次のチャンスを掴むきっかけとなっているのです。
「損して得を取れ」という考え方も、短期的な損失にこだわらず、その先にある大きな成果に目を向けることができるかどうかにかかっています。このような思考ができるようになると、日々の小さな出来事や偶然も全て学びの材料として捉えることができ、人生そのものがより豊かで有意義なものになっていくのです。
何が起こってツイてると捉えるのもいいかもしれませんね。今このブログを読んでるあなたツイてますよ。
まとめ
勝間和代さんが提唱する「起きていることはすべて正しい」という考え方は、偶然から学びを得る「セレンディビティの力」を育てる上で非常に重要です。この力を身につけることで、どのような状況においてもポジティブに、そして有意義に生きることができるのです。ダントツ君もまた、この力を日々実践しながら、偶然の中に隠れたチャンスを見つけ、より良い未来へとつなげています。過去に囚われず、いまこの瞬間を最大限に活用すること、それこそが真の幸運を引き寄せる鍵なのです。