ダントツ君30代の初め頃、ロバートキヨサキさんの金持ち父さんシリーズがブレイクする前にこの本に出会えたのが幸運でした。
お金を使わなければお金は貯まります。名言です。お金の神様が言ってるのだから間違いありません。
月収が50万円から100万円になってもお金は貯まりません。お金を稼ぐ能力と貯める能力は別なのです。そこでダントツ君はひらめいた。お金を稼いで使わなければいいんだと。
このブログが書けるのもこの本のおかげです。ダントツ君がプチFIRE目指してた頃はブックオフで100円ぐらいで買えたのですが、、。内容は一緒なのでキンドルなどで安く読むのがお勧めです。
お金を稼ぐ能力と貯める能力は別
本書で繰り返し強調されているのが、「お金を稼ぐ能力と貯める能力は別」という考えです。たとえ月収が50万円から100万円に増えたとしても、それがそのまま貯蓄に繋がるわけではありません。収入が増えれば、生活水準も上がりがちで、結果的に出費も増えてしまいます。
お金の神様邱永漢さんは「お金を使わなければお金は貯まります。月収が50万円から100万円になってもお金は貯まりません」と述べ、収入の額にかかわらず、支出をコントロールすることが貯蓄への第一歩だと強調しています。
最初の100万円が難しい
お金の神様邱永漢さんが言うように、貯金には「最初の100万円が難しい」という現実があります。最初の100万円を貯めるまでは、多くの人が生活費や日々の出費に追われ、貯蓄がなかなか進みません。しかし、彼は「まず百万円を貯められれば、五百万円貯めるのはやさしい」とも述べています。最初の100万円を貯めることができれば、その後の貯蓄は加速度的に進むのです。これは、貯蓄の習慣が身につき、お金の使い方を見直す意識が高まるからです。
最初の100万円を貯めるためには、無駄遣いを避け、計画的にお金を管理することが必要です。そして、一度その基盤ができれば、その後の貯金は自然と増えやすくなります。
1. お金を賢く使うことがカギ
お金をただ使わないだけでなく、どう使うかが重要です。例えば、自己投資や資産運用にお金を使うことで、将来的な利益を生むことができます。無駄遣いを避け、価値を生む使い方をすることが、最終的には貯蓄にも繋がります。
自己投資としては、スキルアップのための勉強やネットワーキングなどが挙げられます。また、不動産や株式など、長期的なリターンを期待できる投資も重要です。邱永漢さんは浪費と投資を区別し、将来に役立つお金の使い方を推奨しています。
2. 明確な目標を持つことの重要性
お金を貯めるには、「何のためにいくら貯めたいのか」という目標を持つことが不可欠です。目標があると、日常生活で無駄遣いを減らす意識が高まります。例えば、旅行資金や将来の家の購入など、具体的な目的を持つことで、より貯蓄が進みやすくなります。
また、月々の収入に対して、固定費や変動費を把握し、余裕が出た分を積極的に貯蓄や投資に回す習慣をつけることが大切です。
3. 長期的な視点を持つ
お金に対しては、長期的な視点を持つことが成功のカギです。お金の神様邱永漢さんも、「お金はじっくり時間をかけて増やすもの」と強調しています。株や不動産などの資産は、短期的な上下動ではなく、長期的な成長を見越して投資を行うことが重要です。短期的な成功に固執せず、時間をかけてコツコツと資産を築くことが、最終的には大きな成功を生むでしょう。
4. お金をコントロールする力
最も大切なのは、お金をコントロールする力です。収入と支出をしっかり把握し、必要なところにはお金を使いつつ、無駄な支出は避ける。このバランスが取れることで、貯蓄が順調に進み、資産が増えていきます。
邱永漢さんの「最初の100万円が難しい」という言葉は、貯金の初期段階の困難さを物語っていますが、逆に言えば、この壁を乗り越えることができれば、その後の貯蓄はスムーズに進むということです。
終わりに
お金の神様邱永漢さんの『お金の原則』は、単にお金を稼ぐ方法を教える本ではなく、賢くお金を使い、貯め、増やすための心構えを説いています。最初の100万円を貯めることができれば、その後の貯蓄は簡単になります。お金を無駄にせず、賢く投資し、長期的な視点で資産を築いていくことが、豊かで安定した未来を作る鍵です。