13歳から世界を読み解く!『13歳からの地政学』で「カイゾク」と一緒に地球儀を冒険しよう!
「地政学」って、なんだか難しそう…」
そう思っているあなたこそ、ぜひこの本を手に取ってほしい。
田中孝幸さんの『13歳からの地政学』は、13歳の少年少女(そして大人も!)に向けて、世界情勢をわかりやすく解説した一冊です。
・文明をゼロから再構築!?/ゼロからつくる科学文明/ライアン・ノース/おすすめ星3
カイゾクと兄妹の冒険物語
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舞台は、夏休みのある日。
主人公の大樹と杏は、**「カイゾク」**と名乗る謎の男と出会います。
カイゾクは、年齢不詳で、世界中を旅してきたという不思議な人物。
彼との出会いをきっかけに、大樹と杏は、地球儀を片手に世界を冒険することになります。
地政学とは何か?
本書では、地政学とは何か、なぜ学ぶ必要があるのかが、わかりやすく解説されています。
地政学とは、地理的な条件が、国家の政治や経済、外交にどのような影響を与えるかを研究する学問です。
本書では、世界の国々の成り立ちや、国際関係の背景にある地理的な要因を、カイゾクが兄妹に教えていく形で物語が進みます。
地球儀が教えてくれること
地球儀は、世界を俯瞰するための最高のツールです。
本書では、地球儀を片手に、各国の位置関係、資源、気候、文化など、様々な要素が、国際情勢にどのように影響するのかを学びます。
例えば、**「海に面している国は貿易がしやすい」「資源が豊富な国は経済的に有利」といった、基本的なことから、「なぜアメリカが世界で一番強いのか」「なぜ紛争が起こるのか」**といった、より深い内容まで、地球儀が教えてくれます。
ニュースがもっと面白くなる!
本書を読むことで、ニュースの見方がガラリと変わります。
これまで何気なく見ていたニュースも、地政学的な視点を持つことで、その背景にある複雑な国際関係や、各国の思惑が見えてくるようになります。
未来を生き抜くための武器
グローバル化が進む現代において、地政学の知識は、未来を生き抜くための必須の武器と言えるでしょう。
本書は、子どもから大人まで、誰でも楽しみながら地政学を学べる、最高の入門書です。
こんな人に読んでほしい
- 世界情勢に興味がある人
- ニュースをもっと深く理解したい人
- 地理や歴史が好き人
- 子どもと一緒に学びたい人
まとめ
『13歳からの地政学』は、世界を読み解くための羅針盤となる一冊です。
本書を読めば、あなたはきっと、世界を見る目が変わり、未来を生き抜くためのヒントを手に入れることができるでしょう。
ぜひ一度、手に取って読んでみてください。